記述式内観のやり方(方法)について

 
記述式内観の研修では、自分自身を見つめる(観る)という作業をしてゆくわけですが、もし仮に、自分の姿(容姿)を見てみたいな〜 と思ったら、自分の姿を映し出す鏡が必要となります。
 

鏡で自分を観る
ニャン子の外観 じっと自分を見る

 
ましてや、自分の心の内側を観てみましょう。となると・・・
心を映し出してくれる「鏡」の存在は不可欠です。
 
つまり、自分の心を映す「鏡」が存在することで、その作業がとってもやりやすくなるのです。記述式内観の場合、鏡となる対象は、自分以外の人間です。
 
記述式内観では、自分を映し出す鏡を「8つの対象」に分類しました。
実際に、記述式内観の研修を受けて頂く際には、対象者(鏡)を選択してから、作業に取りかかって頂きます。
 

 ①両親  ②自分  ③子供  ④夫婦 
 ⑤嫁姑  ⑥友人  ⑦職場  ⑧その他

 
上記に「8つの鏡」を掲げましたが、その中でも、一番最初の「両親」は別格です。
お城に例えれば本丸(ほんまる)です。
すなわち、核心です。
これなくして、記述式内観の善し悪しは語れないという代物です。
本内観で扱う対象(鏡)は、この「両親」となります。
 
一般的に考えると、2番目の「自分」が一番大切な気がするのですが、
しかし、記述式内観の根幹は、意外や意外、「両親」なのです。
 
仮に、8つのうちのどれから始めて頂いても結構ですが、最終的には「両親」という対象者(鏡)に興味を持って頂けたら宜しいのではないでしょうか。


両親という鏡 他の鏡との違いは

ひとことで申し上げれば、本内観「両親(鏡)」を選択して頂いた場合、研修が終了した時点(ゴール)で、味わえる心境は格別です。言葉では表現できないくらいの「感謝、喜び・・・なのです。まさに、至福の境地なのです。
 

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これ以降、このページでは、本内観(両親)を例に
記述式内観のやり方を簡単に説明させて頂きます。

シビアな話で恐縮ですが、指導者が居ない環境で、自分勝手に、自己流で記述式内観の「まねごと」をしても「似て非なるもの」といういうか、我々主催者側が期待している「真のゴール」は望めないと思われます。
 
本当に申し訳なく思いますが、現実問題として、自分独りでは、なさらない方が賢明かと思います。
 


自己流の弊害

 仮に、自己流で行った場合ですが、結果として、更に親子関係が悪くなってしまった。などなど、自分勝手で行った場合にはリスクが伴う事もございます。
 
仮に、そうなってしまってから、こちらにお問い合せを頂いても、一度、こじれてしまった状況は、我々プロの立場の人間であっても修復困難という場合もございます。
 
その点からも、ぜひ記述式内観を行う際には、最初から指導者について指導者の指示に従って、正しい方法で実施して頂きますよう、お願い申し上げます。
 
実は、実際にそのような方が居たのです。

海外に住んでいる日本人女性の田中さん(仮名)が、記述式内観に大変興味を持たれました。でも、わざわざ研修のために日本に帰国することもできず、勝手に自分でやってみたそうです。
 
分厚いノート2冊に一杯、両親についての自分の気持ちを書いて書いてと、数ヶ月が経った頃から、徐々に体の調子が悪くなってしまい、自分ではどうする事も出来なくなったという事で、わざざわ群馬県沼田市までいらっしゃいました。
 
癒しクリエーションのホームページに書かれているように、自分の想いを素直に書き出すところまでは良かったですが、ただ残念な事に、書き出したネガティブなエネルギーを、自分自身では消せないために、すごく辛そうでした。
 
その方への対処法として、記述式内観を受けて頂くという事ではなく、遠隔気功を何度か受けて頂きまして、どうにか辛さだけは消しました。
 
相当辛かったのかな〜 と思われます。
もう二度と自分の想いを紙に書き出すような作業はやりたくはない! とおっしゃっていました。
 
記述式内観の主催者側からすると、実にもったいない話です。
ノート二冊も書き出すほどの情熱があれば、最初から我々の下で研修を受けて頂いていれば、確実にゴール達成できたのに! と思うと残念でなりません。


 
さて、本題に戻りますが、
記述式内観の研修中には、ネガティブな内容(想いや感情)も積極的に書き出して頂きますが、書き出されたネガティブな内容には、それ相応のネガティブなエネルギーが伴ってしまいます。
 
仮に、そのネガティブなエネルギーを処理する事が出来ませんと、先程の田中さんと同じような辛い結果となってしまいます。


具体的なやり方(方法)は

田中さんの例でもご理解頂けますように、自分1人で記述式内観を行うのは、なかなか難しいと思います。ですので、やり方(方法)をこの場でご紹介させて頂いたとしても、実際には役に立つものでもない。というような気も致しますが・・・
 
ですが、記述式内観がどのようなものかを知って頂きたいという気持ちもありますので、あえて、概要(イメージ)だけでも簡単にお伝えさせて頂きます。
 
準備するものとしては、紙と鉛筆(ボールペンでもOK)です。
 

紙についてですが、2種類の紙 をお願い致します。癒しクリエーションではピンク色の用紙と、白色の用紙を用意していますが、特に色にはこだわりはありません。2冊の別々のノートでも構いません。

 

ピンク色の用紙にはタイトルに

「お母さんへの感謝の言葉」と書きます。(母親に対しての場合)
 その後は、思いつくままに

① お母さんからしていただいてありがたかったこと 
②お母さんに迷惑を掛けてしまってお詫びしたいこと
  この2つを書いてゆきます。
  

白い紙には、タイトルに

「ゴミ出し」とだけ書いて、
お母さんに対して感じている否定的な感情や否定的に思いなどを、ある手順に従って、ただ、ただ、書き出してゆきます。
 
たとえば、

今の時点で、不満に思っていること、不安に感じていること、悲しく感じていること、怒りを感じていること、恨んでいること、等々、心の中にあるネガティブな感情や思いを、あるルールに則って、紙に書きつづって頂きます。

 
または、

生まれてからこれまでの過去の人生で味わったことのある、不満や怒り、不安や心配、憤りやイラダチなど、日頃の生活では忘れ去っていた事が研修中に思い出されてきたとしたら、それらのことも紙に書き出してゆきます。 

 
ここが、吉本先生が考案された内観法(吉本式内観)と大きく異なる点です。頭で思い出すというより、紙と筆記用具を用意して両親(他の方でも)に対して思い出されたネガティブな思いや感情、今現在の否定的な思いや感情などを、あるルールに則って、どんどん書き出してゆく作業(記入形式)をして頂きます。 
つまり、書く作業が中心の内観ということになります。