記述式内観タイトル

煩 悩 即 菩 提


ぼんのう そく ぼだい

 
記述式内観を受けて頂く限りは、是非、成功体験を味わって頂ければと思っています。
 

特に、本内観は、成就した時の「心境」は格別です。
たぶん、生まれてからの人生の中で、一度も味わったことがない感覚を味わえる瞬間ではないかと思います。

  
本内観では、父親、または、母親、いずれかの対象を選びます。
たとえば、父親に対して、もの凄い恨み、憎しみを感じているという人が、父親に対しての内観を行うとしたら・・・
 
常識的に考えると、このような立場の人が、仮に内観研修を受けたとしても、あまり良い結果には結びつかないのではないのかな〜? 
と、ついつい悲観的に考えがちになるのですが・・・
 
しかし、記述式内観の場合には
「恨み」「憎しみ」「怒り」などのネガティブ感情の強い人も、マイナス思考が強い人でも大丈夫! むしろ大歓迎です。
 
このような方が記述式内観を行う場合には、ネガティブ感情のエネルギーの「強さ」を利用して、ゴールへとお導きできるからです。
 

たとえばですが、父親に対して
なんとなく、不満な気持ちがあるかもしれないな~」というより
あの野郎、ぶっ殺してやりたいくらいだ!」と、強い怒りや憎しみを感じている人の方が・・・
 
思いの質の善し悪しは別として、エネルギー自体はとても強い
という事はご理解頂けると思います。

 

このエネルギーの「強さ」を利用して壁を突破!

本内観のイメージは、温泉掘りとよく似ています。
 
温泉を掘り当てるには、「ここを掘る!」と、ある一地点を決めたら、ただひたすら、そこだけを掘り進んでゆきます。
 
100m 200m 500mと掘り進んで、700m 掘った時点で、やっと「水脈(熱湯)」にぶち当たりました。

 
水脈(熱湯)まで掘り進めるには、掘るためのエネルギー(お金、労力)が必要です。
 
中度半端な強さのエネルギーでは温泉掘りは完遂できません。
 
仮に、掘るためのエネルギーが弱ければ、たった200m掘り進んだ時点で断念。ということだってあり得ます。
 

本内観の場合も、これと同等の事が!

恨み、憎しみ、怒りなどのネガティブ感情が強い場合、その「エネルギーの強さ」を逆手にとって、ゴールに達する事が可能となるのです。ですので、ネガティブ感情が強い人、大歓迎です!
 
逆に「私には、そんなに強いネガティブ感情なんて、ないのですが・・」という場合には、それはそれでご安心下さい。
もちろん、別の手法でゴールへとお導き致します。
 

この場で特に強調したい事として

記述式内観の場合には、自分はマイナスの思いや、ネガティブ感情が強いと感じてしまう方でも、落ちこぼれなく、良き結果に恵まれます。という事を知って頂けたら嬉しいです。
 

過去に内観を体験されて
「自分はネガティブな要素が強すぎるせいか、ダメだった!」と、諦めてしまった方には、何よりも嬉しい話かもしれません。

 
 
煩悩(ぼんのう)とは
恨み、憎しみ、悲しみなどのネガティブ因子
 
菩提(ぼだい)とは
その煩悩を消して得られた幸せ一杯の心境

 

煩悩即菩提とは
煩悩(苦しみ)が 即(直ちに) 菩提(光)になること

 

まさに、癒しクリエーションで行っている本内観は「それ」なんです。

 
自分は親に対しての恨みが強いから
仮に、内観をやってもうまくゆかないのではないのかな〜 
・・・と、ついつい心配されがちですが・・
 
いや、違います!
自分の場合には、親に対しての恨み、憎しみが強かったからこそ、内観が成功したのです。 と言えてしまうのが、記述式内観なのです。
 
煩悩即菩提、是非、体験してみて下さい。