記述式内観タイトル

NO.21〜30


 
NO.21

今回3日間の内観に参加いたしました。
お世話になり本当にありがとうございました。

内観は父を対象にして始めました。
と申しますのは、父に対する私の方針というのは一貫性を欠いていて、しかも女性に対する固定観念のようなものがあり、私はそれがとても不満で、それがなければ私の人生はもっと違ったものになっていたと思っていたからです。
 
最初は父に対する不満ばかりが次から次へと出てまいりまして、紙面を埋め尽くしていました。よくこれだけ出たものと我ながら驚きました。

ですが、不満が一通り出尽くし、よくよく父のことを思い返したとき、子供のころ父が私にしてくれたこと、成人してからも困ったときに何度も助けられたことなどが思い出され、父は父なりに私のことを考えてくれていたのだということが感じられるようになりました。
 
また私が今までに一番困っていたことから、まがりなりに抜け出せたのは父のお陰だと考えられるようになりました。
 
父自身はそのことを理解していたのではないのですが、結果として父の行為が私を救ってくれたのだと分かり、感謝の気持ちで一杯になりました。

今回の内観で得た気づきを生かし、新しい人生を歩んでいきたいと思います。
本当にありがとうございました。

 


NO.22

30代のアーティストです。
展覧会の直前は、いつもうなされていました。
内観を受けてから、感覚に変化がありました。

頭のてっぺんがパカッと開いて、空とつながったようになり(?)
さらに頭上でわっかができてクルクルとまわっているような感じになっています。とっても気持ちいいです。うれしいです。
 
それから、具体的に実生活で変化したことは、
「こんなことあったらいいなぁ・・」と、ぽわんと考えていることが、すごい勢いで実現化するようになりました。流れがよくなったことを実感します。
私は「内観パワー!」だと思いました。

今後も、芸術を通して、宇宙の源(みなもと)との中継役をしていきます。
癒しクリエーションさん、ありがとうございます・・・
 
内観を受けて2週間経ちますが、じわじわとそのすごさを実感しています。
うまく言えませんが自分の周波数が今までと違って出会う人や場所がちょっと変わったような・・・まさに内観パワー・・・・・

不安や畏れや疑念というゴミを掃除すると流れるようにすすんでいくのですね・・・
 
すごいことです。いろんなことに感謝です。
ありがとう・ありがとう・ありがとう。です。

 


NO.23

内観の際は大変お世話になりました。
参加してから一週間経ち、効果のようなものを感じられるようになったので、体験談を送らせて頂きます
 
子供の頃から人間関係でつまづくことが多く、20代の半ば頃になった時、「自分の性格や人格がこうなってしまったのは親のせいだ!」という思い込み(?)が強くなってしまい、精神的にかなり苦しい日々を過ごしてました。
 
自分自身が年を重ねるにつれ、「親も色々とつらい事があったんだろうなぁ」と頭では漠然と理解できるようになったんですが、それでもなお、心の中の「しこり」のようなものは残ったままで、相変わらず人間関係等で悩むことには変わりありませんでした。
 
そんな時、記述式内観のホームページに出会い、一度メールを送ったことで内観の存在を知りました。
 
初め内観を知ったときは正直、「親のことを一日中机に向かって考えたって私自身が変わるわけない・・・」と思っていたんですが・・・
 
日にちが経つにつれ、「ひょっとして、今の自分に必要なのはこれかも」という思いに変わってゆき、内観に参加させて頂くことを決心しました。
 
初めの頃は思考に逃げてしまい、ゴミ出しどころではなかったんですが、それでも一日目には子供時代のさみしかったこと、2日目には「恐怖と不安」という巨大なゴミを見つけ出すことが出来ました。

特に2日目に出てきた恐怖と不安は、かなり前から存在を感じていた、「自分の心の中に巣食っている、どす黒くて冷たい、得体の知れないモンスター」の正体をやっと見つけたんだということを最近になって感じてます。
 
近いうちにまた内観に参加し、ゴミを根こそぎ捨ててしまいたいなと思いますので、その際にはまたよろしくお願いします。

 


NO.24

先日は内観にて大変お世話になりありがとうございました。

初めての内観でしたが、「きっととても時間がかかるだろうな」と思っていたので、2日間では、母をクリアーできませんでした。
 
しかし幼いころに感じていたブラックホールの中に吸い込まれるような尽きることのない不安感、孤独感、悲しみ、あきらめ、疑い、また大人になってからの価値観の相違からくる悲しみ怒り、そんなネガティブな思いを涙と書き出す作業で出させていただいたおかげで大分すっきりしました。
 
面接時に、書き出しの取っ掛かりに気付かせて頂くと、感謝の言葉や、文句も再び書き始められたのですが・・・
 
ただ「わが子に苦労をさせたくない」と思う気持ちから出るエゴでも「自分さえよければ他はどうでもいい」という母の考えは、私にはどうしても納得いかずそこで感謝の気持ちはふんづまってしまいました。
 
もし私一人でこんな作業をやってもすぐ投げ出していただろうな。まさしくネガティブな思いだけが残って気分が悪いままだっただろうなと改めて思いました。

 


NO.25

集中内観から1週間経ちましたが、内観の感想及びその後、について報告させていただきます。
 
初日の内観では父の事から始めたのですが、書きながら『あ~自分はこんな事思っていたのかぁ~』というようような、自分自身にすら隠していた”本音”と いうものに出逢えたような気がしました。
 
主に昔の事を思い出すような作業で、父に対する不満や一定の時期に抱いた憎しみのようなものを書き出すような形 になっていました。
 
2日目もやはり前日の延長のような形で内観が進んで行きましたが、面接時にアドバイスされたように内観のやり方自体をもっと絞ってと言われました。
 
特に 今現在に影響されてると思われる過去のその当時の父への不満や要望などを出していくというようにしていったのですが、それをやっているうちに『もう書き たくない』という気持ちになってきたのです。
 
結局は母の事の途中で時間が来てしまいましたが、内観終了直後はなんだか、上手く表現できませんが、とにかくちゃんと真実を見られるようになったのではないか、という気がしました。

内観を終えてみますと違いがはっきりと分かり、溜め込ん でいたゴミの重さを感じました。
 
こういったことは文章にするのが困難ですが、とにかく両親との関係は本来の姿に近づいてきたという事がいえます。
 
私の気分がすっきりして いますので、それがそのまま両親に反映される、短くいえばそれが全てです。『なにか いい感じ』といったようなムードが両親と私の間に漂っ ています。
 
今回の内観で自分が両親と繋がっている存在だということを実感した事とそれに対する感謝の気持ち と嬉しさがあふれてきたのは本当にありがたいことだと思っています。

そして、この与えられた命を大切に一生懸命生きよう、と前向きに心機一転することができました。
 
実生活では内観を終えて2日後に、ここ数年抱えていた1つの大きな問題、仕事に関してなのですが、その事で大きな進展がありました。

暗闇の中に灯りを見るようなそんな希望にあふれた展開です。
ゴミを捨てて光をいただいたような、そんな感謝の気持ちで一杯です。

 


NO.26

二日間お世話になりました。ありがとうございました。
 
内観を終えての感想ですが、まず初日の午前中は、母に対し「あんなところが嫌だった こんなところが許せなかった」と普段の生活でちょこちょこと出ていたことを書いていました。
 
それが午後になって、憎しみや強い嫌悪感が出てきました。帰りは頭痛と吐き気にみまわれ、やっとうちに帰りました。
 
二日目は「昨日、具合が悪くなるくらいゴミが出たから、今日はどうかな?」と机にむかいました。
 
色々思い出しているうちに、後ろの席の方のペンを走らせる音が怒りに満ちて聞こえてきました。

するとそれが伝染したかのように私も怒りの感情がどんどん湧いて、まるで罵声をあびせかけるような内容を乱暴ににペンを走らせ書いていました。
 
前日よりもさらに強い嫌悪感でいっぱいになり、母に対してひどい言葉を書いていました。その間は胸が詰まるような苦しさがありました。
 
面接をしていただいたあと、急に母がかわいそうになりました。
のどに何か詰まらせたようになり、先生にそのことを言うと「書けば治るよ」といわれ、黄色い紙に書き始めると涙がとまりませんでした。
 
その涙は前日に流したものとは違う涙だったように思います。
流れる涙でつかえた物が小さくなって、無くなっていくような、そんな感じがしました。

スタッフの皆様 ありがとうございました。
そしてこの内観に導いてくれた「何か」に感謝しています。

 


NO.27

母に対して内観をしました。
昔から折り合いの悪い母娘で絶縁していた時期もあったのですが、内観を受けた当時すでに関係は修復しており「人並みの親子の振りはできる」と思ってました。

ところがどっこい。いざ書き出してみるとそんな私の思いを裏切るかのように醜い言葉が次々とわき上がってきました。。。
 
前回のこの経験をふまえ今回は父をと思ったのですが、先生のアドバイスで別の人をやってみることになりました。

正直あまり気が進まないというか、苦手な科目を最後まで勉強しない試験前と同じというか自分の中で抵抗を感じました。

いざ書き出してみると、前回の母と同じで自分でも全く想像のつかなかった醜い言葉が次から次へと湧いて来ました。

それはもう何かの間違いじゃないかと思うくらい酷い言葉でした。
面接時に「私はこんな事は思ったことはありません!」と思わず先生に言ってしまったくらいです。

今まで潜在意識に溜め込んでいたこれらのネガティブな感情、内観なしではその存在すら知ることはなかったでしょう。
 
こんなものを抱え込みしかもそれに操られてきたわけですから、今までの人生うまくいかなかったのも当たり前です。
 
「自分のしたことは自分に返ってくる」明解かつ公平。
顕在意識で認めている現実よりもずっと公平にできているんですね、潜在意識の世界は。ある意味安心もしました。

今回の内観は私の人生に大きな意味を持つ出来事だった、大袈裟でなくそう思っています。ありがとうございました。

 


NO.28

初めての内観ということで少々緊張しておりましたが、リラックスしながら、父に対するゴミ出しが行えました。

父のいやなところ、傷ついたことを書き出していると、何時の間にか、自分自身に対して内観をしているような気がしてきました。

面接担当の方にそのことをお話すると、父と自分がシンクロして同時に浄化されているとの事でした。正に、父は私の心の鏡となっていた訳です。
 
先生の面接の時、ここ5年ほどの、大きな出来事ではなく、さらに昔の、小さな出来事に意識を向け、ゴミ出しするようにとのアドバイスを頂きました。

小さいころは、父の仕事の関係で平日が休みだったので、日曜日に父と過ごした記憶があまりありません。寂しかった。愛が欲しかった。と感じていたのかもしれません。

ぼんやりとそのような感情に身をまかせていると、ふとイメージが浮かびました。
防空頭巾をかぶり、米軍の機銃掃射から逃げている父がいました。その瞳は少し悲しげで、それでいて、私の心を見透かしているように遠くを見ておりました。その瞬間、解りました。

戦中、戦後の物のない時代を体験した父は、何にもまして家族に物質を与える事が、父の愛情表現だったのです。そのために、多大な借金をし、家族に迷惑をかけても・・・父を赦す気持ちで一杯になりました。
 
さらに、何で今私はここで記述式内観を受けているのだろう?という疑問が湧いてきました。しばらくすると、気付きという言葉が浮かんできました。
 
そうです。私に、この瞬間に、学び、気付かせるために、父はあえてそのような役を演じてくれていたことが、今はっきりと解りました。完璧なタイミングの完璧な筋書きのプログラムです。

これが父の本当の究極の愛だと解りました。「お父さん、色々学ばせて頂き、また、気付かせて頂きありがとうございます。」

心の底から、感謝の気持ちが湧きあがりました。
心が、羽根が生えたように軽くなりました。ほんの少しだけ、魂がバージョンアップしたようです。

 


NO.29

この度は自分、母親、父親の内観を担当して下さってありがとうございました。

恋愛や婚活がうまくいかない事をキッカケに自分自身と向き合い、記述式内観と出会いました。まずは自分自身の潜在意識を知りたくて自分をテーマに取り組みました。
 
すると、とうの昔に忘れてると思い込んでいた恋愛のトラウマが溢れ出てきて、心の中にこんなにもゴミが溜まっていたこと、蓋をして見ないようにして過ごしてきた事に驚きました。
 
先生に両親の内観も勧めてもらい取り組むと、普通の家庭で比較的仲の良い家族だと認識していたにも関わらず様々な思い(感情)が出てきて驚きました。
 
先生に誘導して頂いたお陰で心のゴミを出しきり、感謝の気持ちと晴れやかな気持ちでいっぱいです。

記述式内観を終えてからは、こんなにも自分から見える世界が変わるなんて!
と感動の気持ちで日々を過ごしています。
 
毎日両親に感謝の気持ちを言葉にして伝える生活になりました。すると怒りっぽかった母の態度に変化が見られ、引き寄せる現実も変わったことを実感しています。
本当にありがとうございました。

 


NO.30

内観ではお世話になりました。
今回の2日間は、母に対する内観を始め、そしてこの2日間で母の内観を終えることができました。
 
1日目の午後、あんまり苦しいので家に帰って休みたいとも思いましたが、これもきっと浄化作用だと思って、終了時間まではがんばろうと思って、苦しさを感じ続けていたら、その日最後の面接の前におさまりました。
 
2日目は、書き出す作業では、マイナスの感情の後、申し訳ないと思う気持ちや、母の健康を願った内容などになり、父と母の仲が良くなったことがとても嬉しくて、子供のころの1番の願いであったことなども思い出しました。
 
そして、残り、30分くらいに母から見た私、という観点で書くように教えていただきました。
 
母は、私が父からひどく怒られているときや、病気のとき、母にたいして怒りをぶつけているときでも、どんなときも、私を愛してくれていたことが感じられました。ただ、いる(存在する)だけでいいんだと。
 
私も、母のことを想うのよりも、ずっとずっと、大きい愛なんだと思いました。すごい涙が出てきて、体全体がぱぁーと熱くなっていきました。

心地よい疲労感と、いつもより、心が落ち着いている感じがしました。
 
初めて内観を体験したときは、内観は自分と向き合うもので、悩み相談室ではないのだから、具体的な内容は面接で話さないほうがいいと思って、ほとんど何も話せませんでした。

なので、面接官の方には、アドバイス等がしずらかったのではないかと思います。もし、私と同じような人がいたら、遠慮?しないで、話したい事は話した方が、内観の流れがよくなると思います。