NO.85 心の垣根


こんにちは
いつもは、文章ばかりなので、今日は図を取り入れて、お話しをさせて頂きます。
 
それでは、まずは、図をご覧下さい。
イラスト1


  もしも興味がありましたら、ご自身でも真似して書いて頂くと、更にメージアップに繋がるのではないかと思えます。 黒色は、すべて鉛筆で書いていますが、ボールペンだと、後で消せませんので、使うなら「鉛筆」がベストです。
 
イラスト1は、A4用紙に、円を書いて、その中に、「私」という文字を入れ、その後に、何度も何度も、最初に書いた「円」を鉛筆でなぞっています。その結果、徐々に円が何周にも重なり、色濃くなっている状態ですが、実際には、これで作業終了。という事ではありませんから、永遠に、手を動かし続け、鉛筆で円を描き続けて頂ければと思います。
 
では、この絵は、いったい、何を意味するの?
 
鉛筆でなぞった「円」は、常に何かを考え動いている人の「心」を表現していると思って下さい。
 
単なる「心」というよりは、表面の心、即ち、顕在意識の事を指します。
 
円の中心に向かうに従い、心の奥深くに入っていると想像して下さい。
 
つまり、円の中心に近づく程、深い潜在意識の領域になります。
そんなことをイメージして書いたイラストです。
 
人の心が常に動くが如く、鉛筆も常に動いていますから、「私」という存在は、常に、円の内側に居るということになり、言い換えると「私」という存在は、「心」という垣根の中に捕らわれているということになります。
 
変な例えで恐縮ですが、刑務所の壁のように、刑務所の中で服役している人は、自由勝手に外には出られません。
 
イラストに描き忘れてしまいましたが、円の外は、人の心とは別もの、いわゆる、宇宙意識だと思って下さい。
 
イラストでは、A4用紙を使っているので、A4用紙なりの紙の大きさの限界がありますから、イラストでは、全体像をお伝えできないのが残念ですが、実際にお伝えしたい内容としては、人の心の外側は、無限の広がりを有する宇宙意識そのものである。というような事を想像して頂ければ幸いです。
 
我々人間には「心」という意識があり、常に、その心が動いて物事を考えたりしていますので、「私」は、常に、心という枠の中に閉じ込められている存在であるということになります。
 
もし仮に、心が一切、動いていない状態があったとしたら、「私」と「宇宙全体/宇宙意識」との境界線が消えた。ということになりますから、ワ〜〜〜 宇宙 即 我 という、なんとも不思議な境地に達してしまうことになります。私と宇宙との境界線が完璧に消えて、心という意識(垣根)から完全に抜け出した状態の事を仏教では「解脱」というのかな〜? 
 
宇宙 即 我 の事を、スピリチュアルの世界では、「ワンネス」と呼ぶ人もいますよね。
できるものなら、「ワンネス」体験、してみたい!
 
何とも不思議な話なんですが、寝ていて、意識が一切ない状態ありますよね。
 
それって、心が動いていませんから、境界線がない。ということになり、我々凡人でも、唯一、体験できる「ワンネス」なんだそうです。ただ、その自覚がないのが、残念な限りでございます。
 
早く、ブッタのように、自覚出来る「ワンネス」状態を体験したい〜〜!
それでは、先に進みます。次のイラストをご覧下さい。
 
イラスト2

私と宇宙意識との境界線である心(円)が、所々、欠けています。
 
実際には、先程、鉛筆で描いた円を、市販の消しゴムで消しただけの話なんですが、これは何を意味しているのか。と言えば、やってくる想いを流す。想いを流す・・・ という作業を続けていると、徐々に人の心は静になってきて、ある瞬間、想いが一切やってこない。という静かな瞬間が起こります。とっても、とっても、静かな感じです。
 
この状態を無理やり、図で示したのが、上のイラスト2です。
 
相当、無理な事をお伝えしている感じがしないでもないので、なんとな〜〜く 雰囲気だけでも、ご理解頂ければ、嬉しい限りでございます。
 
アレ〜〜
 
今まで気になっていたのではないかと思いますが、よ〜〜く 見て頂くと、心の垣根の「私の領域/潜在意識」に、赤字のバッテン(×)があります。
 
よ〜〜く 見なくても、デカデカと書いてしまったので、一目瞭然ですかね!
 
これは、いったい、何者?
 
実はですね〜〜
人の心の中(潜在意識)に存在するトラブルの原因(種)を現したものです。
 
私個人の感覚からすると、すべての問題は、その原因となるものは、その人自身の内側、即ち、その人自身の潜在意識の中にあるという、何とも理解しがたい内容ではありますが、そんな気が致しますので、何かのトラブルが発生した際には、自分自身の内側に隠れ潜んでいる「原因(種)」を消して頂ければ、問題解決に繋がる!
 
これって、妄想? 
かもね! 
エ〜〜 やっぱり!
 
心が静まり、城壁のように、そびえ立っていた「私」と「宇宙意識」との「境界線」の心が欠けた隙間から、光(宇宙エネルギー)が飛び込んできました。(下のイラスト3)
 

この後は、もう説明しなくてもいいですかね〜〜
 
いや、いや、せっかくですから、最後までお願いします。
 
ということで、更に、語らせて頂きますと、・・・ と言ってみたものの、この後、何を語ればよいのか?
 
赤色のバッテンが消えるんですよ!
  ただ、それだけの話なんです。
 
上記のイラストはマジックペンで描いてしまったので、消しゴムではきませんがね〜〜〜
心が静になると、ただ、それだけで問題が解決される。
  こんなシンプルな話は他にはございませんよ。
 
だいぶ、騒がしい説明になってしまいましたが、ただ、それだけの話なんです。
 
余談ですが、閃きも、同じ現象の一つです。
  人々に役立つ発明や発見の殆どは、心の壁を越えて、あちら(宇宙意識)から飛び込んできた情報を一瞬のうちにキャッチして、数式や形に表したものではないかと思えますが、そんな大それた話でなくても、考えに考えて結論を出すというやり方もありますが、なんとなく、そうしてしまう。という閃きの行為にも、あちらの影響が大なのかな〜とも思えます。
 
だいぶ長い文章になってしまい、その間、私の心はフル回転渋滞になってしてしまったので、そろそろ、回転速度を遅くしたいな〜 という気がしますので、本日はこの辺で失礼致します。