NO.13 波動医学の時代

 
これまでの時代、20世紀は、西洋医学が優位な時代という感じでした。
「快食、快眠、快便が健康の基本だよ」などと、当たり前のことをお伝えする東洋医学的視点より、「身体のどの部分にどの位の大きさのポリープがあるよ」ということをいち早く教えてくれる西洋医学の方が、はるかに信頼できるように感じられたからだと思います。
 
今後の医学の方向性ですが、科学化、細分化される西洋医学が、さらに、もっと、もっと、これからの社会をリードするのかと言えば・・・
 
これはあくまで個人的な意見ですから、また、医学的根拠は全くありませんから、この場限りで聞き流していただきたいのですが・・・
 
たとえば、臓器移植の問題ですが、回復不能と言われた肝臓をお持ちの方が、他の方の臓器を移植され、そして、その後の命をつなぐことは、これはこれで感動に値する事です。
 
ただ、ここにある問題が発生しようとしています。
拒絶反応、云々はさることながら・・・
 
今の日本では臓器移植というものが始まったばかりですから、そのような事に気を揉まれる医師も少ないとは思いますが、現に、臓器移植の盛んなアメリカでは、臓器移植に関わってきたという医師からおもしろい報告がされています。
 
 直接、私がその文面を読んだわけではありませんが、ある知人が「アメリカのある新聞に、おもしろい記事が投稿されていたよ。それによるとね、臓器移植を受けた人の人格が変わってくるんだってさ。手術を受ける前とは別の人格がその人自身に芽生えるというか、ときには多重人格になることもあるんだそうだよ」(手術直後ということではなさそうですが・・)
 
これは私の作り話ではなく、実際にあった話、確か、ニューヨークタイムスだと言っていたような気がしましたが・・・ どの新聞社だったかはあまり興味がなかったので、何月何日、どの新聞と、お伝えできないのが残念です。
 
まさに、我田引水のように、ここで登場するのが「波動」という視点!
 
人の細胞の一つひとつは、その人自身が今まで生きてから今日までの生活で、いろいろなことを思ったり、感じたり、言ったりしたときの、すべて感情や想いが波動として、記憶されているようです。
 
仮に、いつも、いつも、世の中に対して不平不満の感情を持っている人は、そのような想いの波動、つまり、想いのエネルギーが一つひとつの肉体細胞にも浸透しています。
 
もし仮に、いつも、いつも、誰かに怨みを持っているとなると、怨みの想いが一つひとつの肉体細胞に浸透しているということになってしまいます。
 
となると、先程の臓器移植の話に戻りますが、すばらしい人生を送られた方の臓器をいただくことができれば、それを受け継いだ方の将来は非常に明るいものとなりますが。
 
しかし、もし仮に、臓器を提供してくれた方のこれまでの人生があまり宜しいものではなかったということになると・・・
 
臓器移植と、波動と、どう見ても、現時点では結びつきが感じられなさそうではありますが、しかし、いつの日か、波動医学なるものが生まれ、両者が結びついたら、それは、それは、すごい話ですよね。