NO.65 理不尽な方程式

 
暑いですね。暑中お見舞い申し上げます。
夏はいいですよね。なんといっても、ビールがうまい!
夏はこれに尽きるかな~~
冷たく冷えたビール、最高ですよね~~~
(飲まない人にはごめんなさい)
 
私事で恐縮ではありますが、私は、口を酸っぱくして、家内に伝えていることがあるのです。何かと申しますと、たいしたことではないので、お恥ずかしい限りではありますが、「たとえ料理は手抜きをしても、ビールだけは、必ず、冷蔵庫に冷やしておいてくださいね!」
これが、私自身の家内に対しての一番の願いなのであります。特に夏の時期、ぜったい、不可欠条件なのです。(笑)
 
思い出しますね~~ 20台の頃は、昼飯を食べた後は、夕食まで、水分は、一切、取らなかった。夕方位になると喉がカラカラですよね。でも、我慢に我慢。その瞬間がやってくるのを、とにかく楽しみに、我慢、我慢でしたよ! 
あ~~ グッグッ~と味わう最初の一杯。なんとも言えぬ、至福感でした。
 
50台になった今となっては、身体の事を少し(?)は考えて、午後3時頃までは適当に水分を取り、その後は、一切、何も飲まずに、あ~~ なんとも言えぬ、至福感で~~す。これだけで、一日の疲れが、すべて、吹っ飛ぶ感じです。
 
家の近くには日帰り温泉があるので、来客が来ると、夕方頃に、まずは温泉に行って、サウナに入って、喉は砂漠のようにカラカラ状態。いざ居酒屋へ、夏はとにかく、生ビールですよね~~
 
本日も、この後、飲みますよ。今、もう、喉、カラカラですしね~
 
いや、いや、いや、ひとりごとですみません。
 
さて、そろそろ本題ですが、だいぶ昔の事になりますが、朝早く、まだ、薄暗い都会の街を散歩していたら・・・
なんと、「激しいバトルがあったのかな?」と思われるような現場に遭遇しました。
 
朝早くて、辺りはまだ暗かったので、まったくの人通りはなく、もしかしたら、私が第一目撃者かな~~
アスファルトの歩道には、その時、繰り広げられたバトルの後が、無惨にも色濃く残っていました。
色濃くですよ~~ 超~~色濃く!
 
でも、幸いにも、それは、バトルにふさわしい鮮血の色合いとは大違いで、これには、さすがの私も興奮を隠しきれなかった! ガハハハハ~~(笑)
 
想像するに、まず、この事件のはじまりは、ある「感触」から、始まった?
 
その「感触」とは?
 
「グニャ~~」という「感触」だったに、ちがいない!
 
想像するに、その「感触」を味わった次の瞬間、被害者は、その場で何が起こったのか、すぐに気づいたにちがいない!
 
アッ 何かを踏んだ?  もしかして? ア~~ やっぱりか。
 
靴の足底を、三度程、アスファルトにこすりつけながら、歩き進めたらしい。
 
残された足跡が大きかったので、たぶん、男性にちがいない!
 
想像するに、その被害者は、「誰だよう~ いったい、こんな処に、まったく! クソ~~~」と思いながらも、先を急いでいたらしく、すぐにその場から立ち去った様子。
 
勝手な想像で、失礼極まりない事とは思いながらも、正直、私自身は苦笑いを浮かべながら、被害者の行動を想像してしまった。どうみても、その現場に残されていた雰囲気からして、被害者は、とても心地悪い想いを引きずりながら、○○駅方向に向かって立ち去ったらしい。
 
ちり紙こそ、その場に置かれていなかったので、たぶん、人間のモノではないでしょう?
きっと、ワンちゃんのモノかな~~ という感じでしたが、でも、犬のモノであっても、誰のモノであっても、他者の○○を踏んで、嬉しいはずはない! きっと、無責任な飼い主に対して、怒りの気持ちを持ったことにちがいない。
 
当然な事ですが、被害者の方の立場からすれば、無責任な飼い主が、ペットのフンの始末をしないまま、立ち去った事が、この度の事件の「原因」であり、私は、単なる被害者であり・・・
まったくもって、困った話で、ペットを飼うのなら、飼うなりに、それなりのマナーを守ったらどうか。
マナーを守れない人間に、動物と一緒に暮らす資格なんてない。
・・・ と、どう考えても、このような、この世的な結末となるでしょう。
 
これで、本日の話が終わってしまうのであれば、
誰かが、犬のフンを踏んだ。
誰かが、犬のフンを踏んだ。
誰かが、犬のフンを踏んだんだ~~
 
・・・という出来事がインターネットを通じて、全世界に伝わるだけのことで、このページのタイトルである「理不尽な方程式」が、いったい何を意味するのか? 
 
もしかして、話の内容に興奮しすぎて、タイトルを忘れてしまったのではないでしょうね。と、お叱りを受けそうな結末になってしまうのでありますが・・・
 
いえいえ、けっして、忘れてはございませんよ。
 
理不尽な方程式の世界では、まず最初に、こんな疑問が起こります。
 
なぜ、私は犬のフンを踏んだんだろう?
 
もしかしたら、いろいろな理由が考えられるかもしれません。
あの時、まだ、うす暗かったので、足下がよく見えなかったからかな~?
考え事をしていて、視界に入らなかったのかもしれないな~?
急いでいたので、注意散漫だったのかな~?
 
もっと、現実的な回答としては、
飼い主が、後始末をしないで立ち去ったから、
「運悪く、自分が糞でしまったのだ!」 いや、冗談言っている場合じゃなくて、
「運悪く、自分が踏んでしまったのだ!」 やっぱり、飼い主が悪いのだ! 
 
そうなんですよ。
もし、この私が、同じ場面に遭遇したら、きっと、飼い主が悪い。と最初はそう思う。と思います。でも、「なぜ、あの幅広い歩道に置かれた、あの一山を、よりによって、この俺は踏んだのだろうか? 10センチ、右側を歩いていたら、まったく縁無く通り過ぎていたはずの、あの一山だったのに? 踏まない確率の方が遙かに高い、あの状況の中で、よりによって、この俺が・・・」 と、再度、問い返してみた時に
 
自分自身の内側に、○○を踏んでしまう。その原因が存在していたからなのか?
エ~~ 冗談でしょう?
 
世間的には、あくまでも、○○がそこに置き去りにしてなければ、踏むはずが無いのだから、だから、○○を放置した飼い主側に一切の「責任→原因」がある。ということになります。
 
もちろん、そうなんですけど、いや、いや、話題の内容が内容だけに、冷や汗出てきそうな心境になってまいりましたが、でも、でもですよ。実際に、踏まなくてもいい可能性があったにもかかわらず、よりによって○○を踏んでしまった、という自分が居たということは・・・
 
たとえ自分以外の誰かが、そのような状況を作ったとしても、その被害を自分自身が被ったとしたら、それはそれで、被害を被るなりの「理由→原因」が、自分自身の内側にあったから。ということになってしまう? 
 
エ~~~ それって、ぜったいに納得ゆかない内容ですよね。なので、あえて「理不尽な方程式」と呼ばせて頂いておりますが。
 
いや、いや、いや~~ マイッタナ~
 
仮にですよ。理屈では、一応、理解出来たとしても、でも、本音というか、感情レベルでは、ぜったいに納得なんて、できませんし! まあ、いずれにしても、理解しがたい内容で、すみません。
 
私自身の勝手な推測ですが、一番最初に、この、「理不尽な方程式」を説いたのは、ブッタではないのかな? と思うのです。ブッタの教えの中に、「自分自身に現れた事の一切は、すべて自分自身の内側の投影である」というような内容がありますが。
 
では、この「理不尽な方程式」をどう活かすのかということになりますが、この先、自分自身が○○を踏まないように暮らすには、いや、もっと現実的なことを申し上げれば、自分自身が、病気やトラブルなど、不幸な出来事と巡り会わないようにする為には、自分自身の内側にあるかもしれない? と思える「不幸の原因」を消すことに尽きるのではないのかな~ 
 
このような「考え方」は、本日のタイトル名から言って「理不尽な」と「理不尽な」と、何度も「理不尽」いう言葉が登場するように、本当に、理不尽極まりない「考え方」に尽きるのであります。私自身、人生50年を生きた人間として、一応、世間感覚も知っていますから、「理不尽極まりない考え方」ということは重々承知の上なのではありますが・・・
 
道ばたのウンコを踏んだら、踏んだあなたにも、それなりの原因がある?
などとは、世間一般感覚では、なかなか申し上げにくい内容でございます。
 
しかし、なぜ、そのような「理不尽極まりない考え方」をお伝えさせて頂いたのかと申しますと、いざ、自分自身に、または、家族に、又は、知人に、何かの不幸やトラブルが起こってしまった。では、どうやって、その問題を解決するのか。という段階になった時、この「理不尽な方程式」の立場に立てないと、なかなか原因が処理できずに、トラブルが消えない。ということになってしまうこともあるようです。
 
「自分自身に現れた現象の一切は、すべて自分自身の内側の投影である」という立場に立つという姿勢は、問題解決には極めつけだと思うのです。でも、これは、私個人の実に、あやしい、発想なので、感触が合わない場合には、適当に聞き流して下さいね。よろしくお願い致します。
 
こんな、奇妙な考え方をする人もいるのだな~ という程度に受け取って頂けるだけで、本日、こうやって、冷や汗タラタラで書かせて頂いている私としては充分に満足でございます。
 
不思議な事なのですが、この「理不尽な方程式」の立場に立つと、何かが起こった時に、それを、他の責任にするということがなくなるのです。
 
10年以上も前の事になりますが、
私自身が車の運転をしていたら、交差点で、横から急に飛び出してきたトラックと、ぶつかり、私の車は大破し、廃車となりました。私は青信号の指示通り、相手のトラックは、赤信号無視をして、暴走状態で交差点に突っ込んできました。
信号の指示を守って運転していた私側からすると、「エッ、冗談じゃよ!」と思っても当然なんですが・・・
 
実際に、頭を打ったのと、首がむち打ちのような感じになったようで、体の苦痛は当然、ありました。でも、不思議と、腹は立ちませんでした。私自身、今まで、一生懸命に自己浄化には努めて来たつもりでしたが、でも、まだまだ、こんな事が起こるような原因が私自身の中にあったんだな~~ とつくづく思い知りました。
 
私自身の解釈として、
その事故は、私自身の潜在意識のレベルにあった「原因(マイナスのエネルギー)」が「現象」して、立ち上がった。
 
「現象」として、3次元レベルに現れたということは、潜在意識にエネルギーレベルにあった「原因」であるマイナスのエネルギーが、現象化の為に相当量、消費された。いや、使い果たされた。すなわち、私自身のマイナスのエネルギーは減り、更に、クリアーになったのだ!
 
もし、ここで、私自身が、暴走してきた運転手を恨んだり、憎んだりしたとしたら、せっかく、天の計らいによって、減少化(現象化)させて頂いた私自身のゴミ(マイナスのエネルギー)が、また、増えてしまったかも?
 
 やっぱり、どこか、変だよ!
 
そういえば、つい先日のこと、なんと、願いもむなしく、冷蔵庫に冷えているはずの、ビールが1本も無いのであります。
 
ビールはどこにあるのか。と、家内に尋ねると、 わ す れ た ! ということらしいです。
 
おい、おい、冗 談 じゃ ~ な い よ ! という気分したが、
「こんな時でも、理不尽な方程式ですか?」
 
ちょっと、通用しませんよね~~ 
 
これも、オイラの内側に、その原因があるから、だから、家内は忘れたのだ。って事ですか?
 
え~~ やっぱり、どう考えても、これって、理不尽だよね~~ 
 
さすがに、夫婦の約束事だけに、忘れた責任として、家内に、近くの酒屋に、冷えた奴を買いに行ってもらいましたよ。
ガハハハハ~~ ですよ。では、失礼致します。