NO.64 げんしょうか
以前、おもしろいことを発見しました。パソコンを使って文章を書くために、キーボードを打っていたら、たまたま、変換がうまくゆかず、「げんしょうか」と、キーボードを打って変換キーを押したら、「減少化」という文字が出てきました。私が期待していた文字は「現象化」だったので、アレ~~ と思いました。そのまま気にしなければ何でもないことなのですが、ちょっと寄り道をしてしまったというか・・・
日本語って、とっても不思議ですよね~~
一方では「現象」で、もう一方では「減少」で!
「げんしょう」ね~~ まったく、違った意味なのに、なんで同じ読み方をするんだろうね~? よくわからないね~~? と、思った瞬間に、フッと、いつもの閃きがやってきたんです。
エ~~~ 閃きですか?
いや、いや、つまらないことばかり閃いて、お恥ずかしい限りなんですが・・・
「現象」と「減少」
もしかして、これって、どちらも同じようなことを意味しているんじゃないのかな~~! と、そんな感じがしてきたのです?
物事が現象化されるには、エネルギーが必要ですよね。
たとえば、家を建てたいな~~ と思って、それが現実になるには、家を建てるために、計画を立て(思考エネルギー)、設計図を書き(創造エネルギー)、多額なお金が必要であり(経済エネルギー) 多くの方の労力が必要であり(労働エネルギー) などなど、実際に家が建つまでには、相当のエネルギーがつぎ込まれて、はじめて家が建つということになるようです。
我々はいつでも健康でいられるかというと、時々は病気をします。
不思議な話ではありますが、この件にしても、病気という「事象」を立ち上げる(現象化)ためには、それなりのエネルギーが必要なのです。一つの物事(事象)が形として、この世に現れるには、それを形として現すだけのエネルギーが必要なのです。つまり、病気というマイナスの現象を作り出す為には、それ相応のマイナスのエネルギーがつぎ込まれた結果の「病気」ということになるようです。
病気だけでなくて、その他、諸々のマイナスの現象を創り出す為には、それ相応のマイナスのエネルギーが不可欠ですし、仮に、プラスの現象を作り出す為には、それ相応のプラスのエネルギーが必要であるということになるようです。
仮に、宝くじで、3億円が当たったよ。ということになったら、それは偶然というよりは、その人自身の中に、宝くじが当たる原因(プラスのエネルギー)が潜在していたということになるようです。
プラスの現象にしてもマイナスの現象にしても、その、事を起こすだけのエネルギーって、いったい、どこからやってくるの? ということですが、個人的に現れ出た「出来事」に関しては、その人自身の潜在意識の領域にあるようです。このことを、ブッタは、「自らに現れた一切の現象は、すべて自らの心の投影である!」と表現したようです。
物事(出来事)はまず、最初の段階で、エネルギーレベル(4次元以降のエネルギーの世界)に存在していて、それが、縁に触れると、3次元レベルに、形となって現れてくる。仏教的に言うと、縁起の法則のようなものがあり、事が起こるには、まず、原因(因)となるものが存在し、その因が、縁(きっかけ)に触れて、事が現れてくるということらしいです。因縁という言葉の由来でしょうか。
なんだか、難しそうな話になってきましたね~~
これ以上、難しい話になると、私自身の頭が混乱してきそうなので、簡単にまとめてみますと、「自らの内側に潜在しているエネルギー(因)が、何かの縁に触れて、出来事(事象)として、現象化される」ということをお伝えしたかったわけでございます。
いや、いや、まだ、まだ、充分過ぎるほどに む ず か し い !
エネルギーレベルの状態であった「因」の部分が、形在るものとして現象化されたということは、それを形として現すために、相当量のエネルギーがそれにつぎ込まれたということになります。
さて、さて、やっと本日の本題ですが、現象化されたということは、エネルギーが使い果たされる。⇒ つまり、減少化される。ということになる。という塩梅でございます。
私個人の考え方なので、一般的には通用しにくいし、極めて、怪しい理屈かもしれませんが、今まで健康で居たのに、ある時、あることがきっかけで病気になってしまいました。という時の「あること」から病気になったということは「あること」が病気になってしまった直接の原因だったのかと言えば?
いや、いや、極めて怪しい理屈としては、「あること」はあくまでも、きっかけであって、病気の原因となるものは、それ以前から別の状態で、その人自身の内側に存在していた。
たとえば、タバコを吸うと、肺癌になりますよ。と、世の中では言われていますが、すべての喫煙者が、タバコによって肺癌になるということでもありませんし、肺癌になってしまった方は、肺癌になるだけのマイナスのエネルギー(たとえばストレス)を、どこか知らないところでため込んでしまっていて、それが、喫煙というきっかけによって、現象化 ⇒ 肺癌 されたということではないでしょうか。
病気というマイナスの現象を作り出している根本の原因と思われるものは、その人自身の内側に存在するマイナスのエネルギー。そのマイナスのエネルギーが、縁(きっかけ)に触れて、形在る状態に現象化されたということは、そのマイナスのエネルギーが形を現す為に使われたということですから、エネルギーそのものは消費された。つまり、減少化ですよね。
現象化、減少化、まったく意味が異なるこの二つの言葉が10円玉の裏表のように、実は、物事の現れの裏と表の部分を、お互いに、うまく言い現していた。と、私自身はそう感じた次第でございます。
一方で、形が現れる。つまり、現象化。そして、もう一方で、それを形に現すために、相当量のエネルギー(因)が使い果たされる。つまり、減少化。
現象化! 減少化! 不思議な不思議な言葉ですね~~
仮に、病気になってしまったということは、一見、とっても嫌なこと、つらい事ではありますが、でも、先の理論からすると、病気になってしまったその方ご自身のマイナスのエネルギーは、病気という現象を3次元レベルに具現化したということによって、確実に減っているということですから、そのこと(マイナスを減らして頂いていること)に対して、ありがとうございます。と、感謝の気持ちになれるといいのですが?
でも、そんなこと出来るわけないですよね~~ ?
そう書いている私自身も、いざとなったら、果たして、どうか?
実に疑問だな~~
石油ストーブは、燃料タンクの中に石油が入っていて、その石油が燃料として燃えることによって部屋が暖かくなるわけですが、実際に、石油ストーブの炎が燃え続けているということは、徐々に燃料タンクの石油が減ってゆくということになるわけですが、でも、完全に燃料タンクの石油が空(ゼロ)にならない限り、表面上では、石油ストーブの炎は同じ状態で燃え続ける。という現象が続くことになるわけでして・・・
これを我々の問題に置き換えると、一生懸命に「自己浄化」を努めていると、その人自身の貯蔵庫に蓄えられていたマイナスのエネルギーは、確実に減り続ける(減少)のですが、しかし、完全に空っぽにならない限りは、表面に現れている状況は、依然として、そのままの姿で在り続ける。つまり、引き続き現象化(進行形)にある。ということです。マイナスエネルギーが完全に消滅しない限り、仮に、タンク(貯蔵庫)の中のマイナスエネルギーが半分に減少していても、表に現れて来る状況(現象)は、ほとんど変化しないということもあるようです。
ですから、すぐに結果が感じられなくても、自己浄化を続けている必要があるわけでして、いつか、マイナスエネルギーが消滅しきった時点で、良き結果に恵まれるということになるようです。
石油ストーブの炎が燃えていること
つまり、現象化!
炎が燃える為に燃料が消費されていること
つまり、減少化!
石油タンクの燃料が半分になったとしても
完全に「ゼロ」なるまでは
石油ストーブは同じように燃え続ける!
燃料が完全に「ゼロ」の時、火が消えた!
また怪し理論の続きでございますが
エネルギー ⇒ 現象化 ⇒ 消滅 といいますか、エネルギーレベルで存在しているものは、三次元レベルにおいて事象として現象化されたことによって、やっと、そのエネルギーそのものは消える段階へと差し掛かった。ということにもなるようです。
ということは、ある出来事の原因をエネルギー状態のままにしておいたのでは、半永久的に、その原因は消えないということになります。その原因(エネルギー)が、今、事象として現象化されたということは、いよいよ、それが消えるぞ。というレベルにまで達している。という事とご理解頂いても結構です。
ですから、マイナスの現象が自分自身に現れた。ということは、いよいよ、そのマイナスのエネルギーが、自分自身から消え去る時が来たのだな~~ ということにもなるのですが、いざ、現実としては、嬉しいような、嬉しくないような、複雑な心境ですよね~~
自分自身に訪れてしまったマイナスの現象に対しては、正直言って、嬉しい気持ちなど、とても、とても、持てませんが、でも、確実にマイナスのエネルギーが減っているという事実を意識した場合には、「トラブルなんて、誰だって嫌ですが、しかし、事として現れてしまった以上は仕方がないですが、でも、やっぱり、ありがたいことなのかな?」となるのかな~~
いや、いや、いや~~ なんだか、気の学校に書いてある内容は、理屈では分かるような気もするが、でも、本音では到底納得はできない事もあるし・・・ 書いていて私自身も複雑な心境、実に申し訳ないです。
では、いったい、個人レベルにおいて、マイナスの現象を起こしているマイナスのエネルギーというものは、どこに存在するのかといえば、その人自身を取り巻く空間内(エーテル体、アストラル体など)にあるようです。
気の学校、NO.1人のからだ を参考にしていただきますとイメージしやすくなるかとは思いますが、我々人間は、皮膚によって、外界との境界線がありますが、これは、目に見える世界のことでありまして、もう一つの眼(霊的な眼、第三の眼)から見ると、人のからだというものが、たとえて言うと、気の学校、NO.1人のからだ のように見えるそうです。
その人を取り巻く空間も、実は、その人自身の一部ということになるようでして、我々が、他人様を見る場合に、なんとなくですが、その人自身の回りの雰囲気を見たり、感じたりするのは、それを無意識的に意識しているからなのでしょうかね~~
不思議なもので、その人自身を取り巻いている空間(エネルギー体)の中にあるマイナスエネルギーを処理することによって、確実にその人自身の運命というか、人生は変化する事が可能なようです。
気の学校等で紹介しています、いくつかの方法は、まさに自己浄化の一手段でありますから、ぜひ、お気に入りのテクニック等がございましたら、それを実践されてみるとよろしいかと思います。更にハイスピードで一気にマイナスエネルギーを消し去るには、こちらで主宰しています「ヒーリング」や「記述式内観」等を受けて頂くのも、その選択肢の一つかもしれません。(またまた宣伝しちゃって申し訳ありません)では、失礼致します。