NO.61 鏡

 
いや～～　不思議なことに気づきました。感動ものでした。でも、こんなバカげたことに感動しているのは、たぶん、世の中、少ないでしょうね。まさに、知的センスの無さを象徴しているようで、お恥ずかし～～い！
 
何かと言えばですが・・・　とても残念なことなのですが、実は、自分は、今までの人生で、自分自身の本当の顔を、実際に見たことが無いんだ。ということが分かりました。
 
エッツ、だって、あなたの家に鏡があるでしょう？
自分の姿を写した写真だって、持っているでしょう？
だったら、自分の顔を見たことあるでしょう！
 
そうなんですよ。確かに、あなたのおっしゃっる通り、写真を撮ったり、また、鏡に映せば自分の顔がどのような形をして、どのような色（肌）をして、どのような雰囲気なのか、だいたいの事は想像つきます。
 

ですが、鏡やカメラを利用しないで、実際の自分自身の顔を見ることはできますか？
残念ですが、出来ないですよね。
 
鏡に映った顔は、確かに、自分の顔ではありますが、でも、厳密に言うと、鏡に映った「像」であり、実物ではないのです。そう、思うと、無念というか・・・
 
そうなんですよ。私は、妻の顔を、自分の目で、しっかりと見ることができる。しかし、妻を見るのと同じように、自分自身の素顔をこの眼で見ることはできないんです。自分の顔を見る事って、本当に難しいことなんだな～～　とつくづく、感動してしまいました。
 
実際の顔を見ることができないにしても、でも、鏡って、本当にありがたいものなんですね。鏡がないと、自分自身の姿、形が、確認出来ないんですから。そう言えば、世の中には、姿を映し出す鏡以外に、もう一つ、自分自身の心を写す鏡があるんですよ。
 
何だと、思いますか？
至る所に、沢山、鏡が置いてあるんですよ。あちら、こちらにね。
 
その鏡を利用して、自分自身の心を状態を映し出してみて、そして、まだまだ、自分の心は汚れているな～～　と確認したら、 自らの心のゴミ掃除をする。ということを、私は自分なりにやってきました。もちろん、今現在も進行形中ではありますが、前に比べると、少しは心のゴミが減ったかな～～～　と思えます。嬉しいですね。
 
私がやっている方法ですが、他の方にも試してもらいましたが、やっぱり、皆さん、それを体験されると、私と同じように、心のゴミが減ってゆく。ということをおっしゃっるので、それならば、多くの方に役立てると思って、このホームページなどを通じて、公の場に紹介させて頂いております。
 
さて、鏡についてですが、その前に、いくつか、ご質問させて下さい。
 
あなたの周りに、あなたを苛立たせる人、いませんか？
あの人が側にいるだけで、何だか、気持ちがムカムカしてくるよ。
あの人のことを思い浮かべるだけで、気分が悪くなるよ。
・・・というような人って、あなたには、いませんか？
 
あいつだけは、許せない！
あのことだけは、決して、忘れられない！
・・・そんな思いは、あなたの心の中にありませんか？
 
実は、自分以外の人、すべてが、自分自身の心の鏡なのです。
顔ではありませんが、自分自身の心というものを、自らの目で見ることは、なかなか難しいことなので、鏡を使って確認してみるしかないんです。
 
あの人が居ると、イライラする。不安になる。恐怖を感じる。ムカムカする。気分が悪くなる。許せねえ。などなど、実は、自分自身の心のゴミが、相手という鏡に映し出されていただけの事のようです。
 
「冗談じゃ～～～　ねえよ。あんたが、この場で語る内容は、腹立つというか、失礼なことばかりだ。・・・」と、お叱りのメールを覚悟の上で、ホームページを書いている私ではありますが、当事者の私としては、ただただ伏してお詫びするしかないようなことを申し上げているな～～　とは感じつつも、でも損な性格なんでしょうかね～　「黙っていれば、いいものを・・・」と、思いつつも、ついつい口が勝手に動いてしまって！　いやいや、ついつい、指が勝手に動いてしまって、キーボードを打っている次第なんです。臆病なので、叱られる前に、先に、お詫びしちゃいます。
 
「不愉快なことばかりを書いてしまって、ご免なさい！」
 
そういえば、所ジョージさんの「笑って、こらえて」という番組を見たことありますか？
マイクの前で、「・・・しちゃって、ご免なさい」という懺悔のシーンがあるんですが、
あるとき、ある幼稚園児が「パパのオチンチンを引っぱって、ご免なさい」なんて、言っていましたよ。
 
また、あるとき、ある幼稚園児が、「○○ちゃんと、ラブラブでご免なさい！」なんて、言っていましたよ。幼稚園児って、本当に可愛いですね。いや～　集中力欠如というか、まったく意味のないこと書いてしまいました。
 
「いつも話が脱線してしまって、ご免なさい」です。
 
さて、本題に戻りますが、自分の周りの人や物事に対して、ネガティブな思いや感情が過ぎったら、たとえばですが「あの野郎が、あんなことを、俺に言うから、俺は頭に来るんだよ！」・・・と、他人に矛先を向ける前に、「あ～、まだまだ、自分の内側にはゴミがあるんだな～～」と思っていただけると私としては嬉しい限りです。
 
たとえばですが、日々の生活の中で、自分の心の中にマイナスの想いが、フワッと浮かんできたら、その瞬間に　「アッ　これが、あのとき、このホームページに書いてあった心のゴミなんだな～～」と気づいて頂けると、ありがたいです。
 
「アッ、今、心のゴミが流れて来た」と気づくだけで、いや、もっと短縮すると、「アッ」と気づくだけでも、心のゴミは徐々に減ってゆくようですよ。「あんなことを思ってしまって自分はダメな人間だ」とか「これからはこのように思わなければ・・・」などと反省をしたり、悔い改めたりしなくても、ただ、「アッ」と気づくだけで充分なようです。
 
自慢じゃないけれど、私の心の中には、ビックリするほど、たくさんのゴミが流れてきます。ですから、仮に、あなたが、少しくらいのゴミと出会ったとしても、どうぞ、ご安心下さいませ。もし、お嫌でなかったら、ご自分の内側のゴミを意識してみる生活をお薦めします。悲しいけど、たくさんあるんだな～～～　と、気づくだけでも価値あることかもしれません。気づかない内は、ゴミと一体化していても違和感を感じることさえ、ありませんし、気づかない限り減らせませんから。
 
実際に、その都度、その都度、ゴミが流れてきた事に、気づくだけで、内側のゴミが少なくなりますし、それに伴い、心は軽くなりますし、また、病気やトラブルなど、多くの問題が、実は、この心のゴミ（潜在意識レベルのマイナス因子）と関係しているようですから、そちらの問題も自然に解決してゆくのではと思えます。では、本日はこの辺で失礼します。ありがとうございました。