NO.58 地球瞑想
病気になったり、トラブルに巻き込まれたりするのは、私たち人間だけではありません。動物さんも植物さんもそうですが でもなによりも気になる事としては、私たちが暮らしている星、地球さんも病んでいるということらしいです。
江戸時代の頃とは異なり、今では、自分の身体の調子が悪くなったからと言って、自分の身体の心配だけをしていたのでは、健康という願いが叶わないという時代になってしまったようです。もちろん、自らの身体のケアーも大切ではありますが、生かされている環境(地球環境)が病的になれば、当然、そこに住む私たちもその影響を受けてしまいます。
森について情報ですが、1901年から2000年までの100年の間に、この地球上の森が半分に減ってしまったそうです。森は人を癒してくれますが、その森が半分に減ってしまったということは、地球上において、癒しの場が半分に減ってしまったということになります。私のように田舎暮らしをしている人間は、まだ多くの木々に出会えますが、都会暮らしをしている人には森はさらに遠いものとなりそうです。
木々から発せられる気(エネルギー)は、緑色をしていて、人や動物たちを癒す力があるそうです。余談ですが、人を癒すことができる人(ヒーラー)からも、緑色のオーラーが放射されているそうです。この緑色のエネルギーがとても大切で、このエネルギーを受けることにより、我々は癒されてゆきますが、森が少なくなってしまったということは、そのエネルギーが地球上から少なくなってしまった? 誠に残念なことであります。
緑って、とても大切なのですね。
人が健康であること、イコール、病気をしないことではありません。たとえば、病気ひとつしない○○さんですが、天ぷらを揚げたときに使用した残りの油を下水に流していたらどうでしょうか? 油が下水に流れると川が汚れ、そして、海も汚れます。地球全体の水が汚れる結果となるのです。その水によって、命を支えられている私たちとしては、血液が汚れてしまうようです。地球が病んでいる限り、私たちの健康にも影響があるということになります。
以前、NHK BS テレビを見ていたら、地球環境についての特集がやっていました。それによると、中国の黄河が水不足で、途中でまったく水がないという現象が起きています。1本の長い、長~い、雄大な黄河ではなく、断水しているのです。水がなくなってしまったので、農家の人たちはお米を作れないと言って、大変そうな顔をしていました。
・・・と、他人事のように言ってはいられない状況でもあるようです。と申しますには、日本の食糧事情としては、大半を他国に頼っているとのことです。世界の食糧生産が悪くなれば、その影響は,当然ながら日本にもやってきます。近い将来、大変な時代がやってくるかもしれません。
今の日本は幸せすぎて、日本以外の周囲の国でどのようなことが起こっているのか気づいてない人が多いから、悠長なことを言って、そして、贅沢なことをしていられるのだと思いますが、以前も同じようなことを申し上げた記憶がありますが、たとえば、店頭でクルクル回りながらいつまでも売れ残っているお寿司を、2時間に1度位の割合で捨ててしまうような、それが「この店のお客様に対するポリシーです」などと自信満々な企業が存在しているのが現状ですが、しかし、現実は厳しいというか、そのような「個人主義(儲け主義)」から1日も早く脱して、もっとグローバルな視点から物事を考えないと、いずれは地球全体が過酷な状況にまで追い込まれてしまうようです。
今の世の中、どこか狂っているかもしれない!
地球という一家があるとするならば、この地上で採れたすべての食料は、地球一家のすべての人に平等に与えられた天からの恵みであり、それが均等にうまく配分されてさえいれば、この地球上のとこかで食べられずに死んでしまうという人は居なくなるのだろうけれど。
でも、現実は。
今、あなたが捨てたそのお米やお肉や、・・・は、本当は、誰か別の人が食べるようにと天が恵んでくれたのだけど・・・
まあ、そんな愚痴っぽい話ばかりしていたのでは、埒が明かないと思いますから、今から、ある瞑想法をご紹介させて頂きます。
地球も、そして、私たち人間も、動物も、植物も、鉱物も、本来は、一つとしてつながっているということらしいですから、自分一人だけが「幸せになりたいな~~~」と思っても、苦境から抜け出ることは難しいことかもしれません。
心の中に、地球をイメージします。
そして、その地球が光に包まれたイメージを持ちます。
このイメージを続けます。
そして、「もう、イメージするのも、そろそろ飽きたな~~」と感じたら・・・
心の中で、「地球と地球上に住む生きとし生けるもの、すべてが幸せになりました」
と、10回、断言します。
これで、終わりです。
地球さんが、喜びますよ!
大宇宙の大いなる意識さんも喜びますよ!
地球上のすべての存在が、あなたに感謝のエネルギーを送ってくれるかもしれません。
私の知り合いの、そのまた知り合いのある方(北海道の方)は、このようなことを長年やっているそうですが、ある年(2010年ではありません)の冬、大変、雪が多く降ったそうですが、その方の家だけは、20センチ程しか、屋根に雪が積もらなかったそうです。
隣近所の家々は、1メートル以上も雪が積もり、屋根の雪下ろしが大変だったそうですが、その方の家だけは・・・ 信じられないような話ですね! まさか、みんなが寝静まったころ、一人だけ、こっそりと起きて、夜中に、屋根の雪下ろしをやっていたとも思えませんしね~~ でも、ばれちゃうよね。 降ろした雪の始末も出来ないし・・・
近所の人たちは・・・
「どうして、あそこの家には雪が・・・」
「気流の関係なのだろうかね~~ ?」
「よく分からないな~~???」ということだったらしいですよ。
その話を聞いて、「地球さんの恩返しかもね!」と、私自身は思いました。そう言えば、ある年の夏、私は数人の仲間と屋久島へ行きました。天候が悪く、条件付きで・・・という飛行機に乗りました。屋久島飛行場へ到着する5分前の時に、天候が一変し、雨風が止み、奇跡のように、私たちの乗った飛行機は着陸することができました。
その状況を見ていた地元のレンタカー屋の職員さんは・・・
「あんたたちの飛行機、よく着いたね~~~!」
「つい、さっきまで、大雨と、強風で、前便も、前々便も、せっかく、屋久島の上空にまで来たけど、返って行ったよ。今度も、ぜったい、そうなると思っていたけど、一応、仕事だから、お客さん(私たちのこと)を迎えに来たけど・・・」(5分前まで、大嵐だったそうです)とのことでした。偶然と言えば、まったくの偶然!
でも、そこには、大自然の力が私たちの為に協力してくれた。と私にはそう受け取れました。帰りの日程が近くなった頃、屋久島に台風が接近してきました。またまた、何とも不思議、台風が急に脇道に逸れ、難なく帰宅出来ました。ありがたい話です。これも偶然と言えば偶然!
でも私は、大自然の働きに対して「ありがとうございます」と心の中でつぶやきました。病気治しも、悩みの解消も、実は、こんな感じなのかもしれませんよ。大切なことは、大自然の摂理というか、大自然の偉大なる力、いわゆる、自然治癒力が、自分自身に対して、うまく働いてくれること!
それには、他をいたわり、時には、他に対して優しく包んであげることかもしれないな~
「持ちつ、持たれつですか~~」
自分が困っているからといって、自分の事ばかりを考えていても、なかなか病気やトラブルの改善の糸口が見つからないということもあるのかもしれませんよね!