NO.53 子宝

 
寒くなりましたね～　もう、１２月ですね。家の回りの山々は、うっすら白くなって来ました。いよいよ本格的な冬ですね。風邪やインフルエンザなどにならぬように、お身体ご自愛下さいませ。
 
さて、本日のお話しですが、ある女性の気づきについて。
仮に山田（仮名）さんと呼びますが、この山田さんは、結婚して数年以上は経つのですが、夫婦共に子供が欲しいと望んでいるにも関わらず、なかなか子宝に恵まれなかった。ということらしいのです。運が悪いというか、特に、身体的に問題があるということでもないのに、過去３度も流産をしてしまったとか。
 
ある時、山田さんは、ハッと、気づいたそうですよ。
なんと、山田さんの食生活は、彼女から話しを聴いた限りでは、この私からすると、とっても勿体ないな～　というような食生活だったらしいです。
 
たとえば、ご飯を炊飯器で炊いたとします。朝、たくさん、ご飯を炊きすぎて、夕方までに全部を食べきれずに残ってしまったとしたら、「まあ～　冷たくなったご飯なんて、あまり美味しくないし、電子レンジで温めても、やっぱり炊きたてよりはイマイチだし・・・」という感じで、惜しげもなく、生ゴミとして、ポンと捨ててしまっていたそうです。ご飯だけでなく、おかずだって、扱いは皆、同じ様な感じだったみたいですよ～
 
そんな食生活を続けたいたある日、
何度も何度も自分が流産するのは、食べ物（命）を大切にしないからだ。とフッと気づいたのだそうです。
 
ご飯（お米さん）の一粒一粒だって、命ですものね～～
サンマさんだって、つい先日までは、大海原で泳いでいたんでしょうし。
 
仮に加工食品だって、原料は、ぜんぶ、命ですよね～
そんな大切な命を粗末にしていたから、その影響が自分の身体に現れたんだな～　と。
これって、本当に、すごい、気づきですよね。なんと、そのことに気づいて、食べ物を大切にするような生活を心掛けていたら、ナッ　なんと、子宝（男の子出産）に恵まれました。すべての命を大切にすることで、功徳が積まれたのでしょうかね～
 
そうですよね～　
他の命を粗末にしている「その心の状態（想い）」が、そのまま現象化されたのでしょうかね～　この話しに限ったことだけでなく、その人の想いとその人の身体の状態、又は、仕事にしても、人間関係にしても、自分自身の想いが、自分を取り巻く環境に相当影響を与えているみたいです。
 
ああ、そういえば、つい最近、テレビで見たんですが
ある大手の回転すしのチェーン店（全国○位の売り上げの右肩上がりの会社）の話しなんですが、皿に乗せられて、クルクル回って、誰にも相手にされずに、３０分間、放置されていたら、なんと、自動的に、ゴミ箱へ処理されるのです。
 
コンピューター制御で、３０分経った皿は、自動的に、ゴミ箱へ行き。という感じです。もちろん、皿までは捨てませんが、皿が斜めになって、皿の上に乗っている「すし」が、ゴミ箱へポトンと落ちる仕組みになっているのです。
 
作ってから、たった３０分だよ～　それは、それは、新鮮だよな～～　安心だよね～　ありがたいな～　なんて、食べている人が居たとしたら、私の感覚からしたら、ちょっと、？マークかな～
 
そりゃ～　いいですよ。新鮮なのを食べられるのはね～　でも、まだ、まだ、ぜんぜん、問題なく、口に入れられる状態なのに、捨ててしまうなんてね～　もったいないと思いませんか。
 
地球上で、一年間に、生産することが出来る食料の量は限られています。
（天の恵みは限られているということ）
我々人間が、作物を育てたり、家畜を育てたり、魚を育てたりしているから、ついつい我々が生産しているものなんだと「錯覚」してしまっているのかな？　という感じもしますが、元はと言えば、ぜんぶ、天の恵みですよね。私が作った。なんて言える代物ではありません。仮に農家が作ったとしても、農家が作ったというよりは、やはり、お米にしても、野菜にしても、ぜんぶ、天の恵みなんですよね～
地球全体に対して、ある一定の量の恵みが与えられている。ということなんです。
 
今現在、地球全体では、約６０億人位の人間が住んでいるらしいですが、その限られた食料を約６０億人で、なんとか分け合って食べているのが現状なんでしょうが、でも、せっかくの天の恵みが与えられていても、ある一部の人達が、無駄に消費しているとしたら・・・？
 
あなたが捨てた、その「お寿司」が、もしも、アフリカのあの地域の人達に届くものであったとしたら、もしかしたら、地球上で、飢えに苦しむ人が一人でも少なくなるのでは？　逆に、自分が粗末にした「その分」だけ、世の中のどこかで、飢えという苦しみ生じるかも？
 
自分で働いて、自分で稼いだお金で買ったお米だから、自分にとって要らなくなったら捨てればいいかも。という発想は、ちょっと、自己本位的な考えかもしれないな～　地球全体を一つとして考えてみることができるとしたら、きっと、そんな風な考えに繋がるのではないのかな～　
 
あのチェーン店のお寿司屋さん、自動処理システム（３０分でゴミ箱へ）のことを、ずいぶん、得意そうに語っていたみたいだけど、見方が変わると、自慢するというよりは、トホホ～～　という感じのことなのかもしれません。
 
先日、友達が来て、夜、４人で居酒屋へ行きました。
 
え～～　また、呑んでんの？
 
いえいえ、弁解致しますが、最近は仕事が忙しく、約２ヶ月ぶりの進出でございます。私の場合、冬は日本酒、それ以外の季節はビールに限る！　とにかく、日本酒とビールが大好き。という感じなのですが、しかし当日はサウナに入った直後だったので、喉がカラカラ状態、冬なのに日本酒でなくて、ビールで腹一杯になってしまったというか、注文の際に、鍋２人前を頼んでしまったこともあり、ちょっと鍋料理の量が予想外に多すぎたというか、結果的に、注文したご馳走が余ってしまった。でも嫁さんがタッパーに入れて、全部、持ち帰り、そして、翌日ぜんぶ食べ終えました。
 
さすが、我が嫁！（ゴマスリ半分、本気半分　なにが気の学校なんだろうね～　呑む話しで恐縮です）
 
我が家では、外食の時は、必ず、タッパー持参で出かけるようにしていますが、お店によっては、持ち帰ることを嫌うお店もあるようなので、そこは注意が必要ですが、できれば、お持ち帰りの方がいいですよね。