便秘は万病の元

 
単なる便秘では済まされない!!
たび重なる便秘は心と体に苦悩を。
 
あなたの家に、元気が良くない一本の 桜の木 があると思ってください。葉にも張りがなければ、枝にも勢いを感じません。おまけに寄生虫がとりついて、見るからに 病んでいるな~ という感じがします。
 
さて、あなたは、どうやってその 桜の木 を 元気 にしてやる事ができるでしょうか。
 
「殺虫剤を散布する?」
そうですよね。それも必要なことかもしれませんが、しかし、それだけでは不十分?
 
優れた園芸家であればすぐにピンとくるのが、そうした見える部分への手当でなく、見えない部分へ、つまり、根に対して手厚い看護です。
 
根が元気になれば、葉も、幹も元気になり、そして、春にはすばらしいお花見が!!!


■ 植 物 の 健 康

植物を養うための良い土の条件とは、土壌の中に十分な栄養分が含まれていること、水はけが良いこと、土が硬くしまっていない(空気が含まれている)こと、そして、土壌中の細菌群の繁殖状態がその植物の生育にとって最適 であることが不可欠です。
 
 それらの条件が整えば、植物はもち前の生命力を発揮し、勢いよく生育してくれます。


■ 人 の 健 康

私たち動物にとって「より良い土壌」とは・・・
まず、考えなければならないことは、植物ではない我々動物に、土壌というものが存在するのかということです。
 
厳密には土壌そのものではありませんが、私たち動物としての人間にも、土壌に相当するものはあるようです。
もうお気づきのことと思いますが、口から食物として摂り入れられ、消化されて腸の中に送り込まれる 「モノ」こそが、私たちの土壌となるのです。
 
土壌が悪いと植物は健康にはなれませんが、私たち人間も腸内環境が悪玉菌優位の状態になっているようですと、他の如何なる努力をしてもなかなか健康にはなれません。


腸内環境の悪さは次の心配事を!

(1)有害物質を体内に取り込みやすい。
(2)蓄積された有害物質が排泄されにくい。
(3)自然治癒力が働きにくい。
(4)有害微生物に負けやすい。
(5)血液が汚れる。
(6)血液循環がが悪くなる。  などなど。

 
 

■病気に対する免疫力が低下

植物の健康状態が土壌に大きく左右されてしまうように、私たち人としての健康は、腸の状態によって決まるといっても過言ではありません。腸のトラブルは、あらゆる病気に発展する危険性があるのです。ですから、人が健康になってゆくためには 腸 から整えてゆく必要があるのです。