トイレの習慣づけ


物事は、あなたの心の中で「これこれは当たり前だよな~」と思える程度に実現します。「健康になりたいのだけれど、なれるだろうか?」なんて思っているうちは、その願いが実現するか否かは確実ではありません。

もちろん、健康でいられることへの感謝の気持ちはとても大切なことですが「健康で当たり前なんだよな~」と思えるようにならないと・・・

「 ○○ちゃん、あなたは頭が悪いのだから人より勉強しなさいよ。わかりましたか?」というような会話の中に、はたして勝算はあるものなのでしょうか?

そのようなことを言われてしまったお子さんは、その言葉によって、その後、たくさん勉強して賢くなれるものなのでしょうか?

塾などに通い、一生懸命に勉強すれば賢くなれるかもしれませんが、しかし、「あなたは頭が悪いのだから・・・」と、その人の可能性を封じ込めてしまいそうな言葉を先に浴びせておいて、何か良きものを期待したとしても、虫のいい話ということになりはしませんか。

このように、私たちは日頃の生活の中で知らず知らずのうちに、他人に対しても、自分自身に対しても、限界や枠をはめ込み、多々ある可能性の芽をつみとることをしています。

便秘を治して快便になることはそんなに難しいことではありません。ただ、もしそれが難しいと感じているあなたがいるとすれば・・・ それは、あなた自身が作り出した限界のために、自らが足かせ状態になっているのではないでしょうか。

便秘さんの心のうちには、たぶん、「この私に毎日お通じがあるわけないよ!!!」と・・・

医学的には、毎日お通じがなくてもそれを便秘とは言わないようです。でも・・・

理想からすれば、毎日必ず一回・・・の方が体も心も爽快です。だいいち、私たちは24時間という一日のサイクルの中で生活していますから、一日一回という方が自然の流れには合っているような気がしますよ。

「これでいい」と思えばそこで終わりですが、更なる上を求めれば、さらなる爽快感、満足感、安心感が得られます。健康とはこのようなものです。

「お金が欲しい」「もっとお金が欲しい」と求めるのと違い、いくら求めても、求めても、どん欲とはならずに、逆に、健康感が高まるにしたがい、どん欲さからは解放されてゆき、自然と調和した精神状態にもなれるのです。どん欲さは不健康な身体感覚からのみ生じるものです。

1週間に1度という人は3日に1回を目指して、3日に1度の人は次の目標として2日に1回を目指して、2日に1度の人は、更なる目標として毎日1回を目指して、最終的には、「毎日必ずが当たり前ですよ~」と言えるようになりましょう。

求めれば必ずそうなります。求めなければ何も変わりません。
これが自然の摂理です。