身体感覚が鈍る

 
健康とはどのような状態を言うのでしょう。  
病院のお世話にならないことですか?     
検査をしても病気が発見されないことですか? 
それとも、名の付く病気をしないことですか? 
 

健康とはどのようなものですか? 

と尋ねられても 、健康とは「・・・」と定められた内容が 、W H O(世界保健機構) にはあるようですが、実際のところ、健康観は人によりまちまちですから、頼りになるのは自分自身の感覚ですかね〜〜
 
例えば、「肩こりは立派な病気だ!」と言う人もいれば、「そんなことをいちいち気にしていたら本当の病気になってしまう」という人もいるようで・・・
 
そうなると、肩こり一つにしても、どう向かい合ってよいものやら・・・? 
 
肩こりを病気と思えば、改善する?
病気ではないと思えば、そのままに放置する?
 
私たちは、病気という言葉に弱いようです。権威ある人の言葉にも弱いようです。もし誰かお偉い人が、「肩こりは立派な病気だよ」「気にした方がいいよ」と言えば、それ以後は、誰もが肩こりを改善しようとしますが・・・
 
病気と名の付くものは改善する。そうでないものはそのままでも構わない。というような視点にいたのでは、本当の健康はいつまで経ってもやって来ませんよ。 


身体感覚とは

 
身体とは不思議なもので、「気持ち悪いな~」「居心地が悪いな~」と感じると、つまり、身体自身が不快を感じると、それを排除しようする方向へ、身体自らが楽になる方法へと自然に動き始めるのです。
 
この感覚が優れている人は、健康を維持するのがとても楽です。普通の人が感じとれない「ささいな違和感」でも、「この部分に異常がある」と、まだ病気が形造られていないうちに異常を感じとりますから、本当の病気にはならなくて済むのです。
 
身体感覚を高めるのも、鈍らせるのも実は、あなた次第!
 
昔の人たちに比べ、我々現代人は、食生活の変化、ストレスの過大なる影響により、だいぶ身体感覚が鈍くなっているようです。なかでも、便秘を続けているということは、身体感覚を鈍らせてしまう最悪のパターンとなります。
 
このサイトを制作の背景には、ただ単に便秘を治してもらうこと以外に、身体感覚を自然な姿に戻していただきたいというささやかな願いがあります。


身体感覚が優れている人たちの特長

 

★ 生身の肉体を持つ私たちですから、ときには体調を崩すこともあります。しかし、身体感覚が敏感であれば、命を奪われてしまうような大病になることは、まずあり得ないでしょう。そうなる前に、身体の異常に気づくからです。

 

★ 身体感覚が敏感であれば、事故などに遭遇しそうな時でも、危険を未然に回避できる可能性が高くなります。私たち人間の深い意識には五官以外の感覚器官、いわゆる第六感がありますが、身体感覚が敏感な人たちはこの感覚が優れており、危険を事前に感じ取ることができるからです。

 

★ 身体感覚が鋭敏に働き、自己管理のしっかり出来ている人だけが、真の意味において、大自然と調和のとれた生活をすることができます。その人達に共通することは、仕事や身の回りの事すべてが、ことごとくうまく運んでゆくようです。

 
逆に、不調和なことを考えたり、不自然な行動してしまう人は、心(精神)が病んでいるというより、身体感覚が鈍くなっている人とも言えるでしょうか。